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 ISM研究会の皆さん,今井です。

 前回(第74回)の研究会の際に,このメーリングリストの運営について,次
の二点が議論になりました。亀甲括弧“〔〕”で囲まれた部分は今井による補
足です。

 メーリングリストの運営についての問題ですから,例会で決めるのではな
く,このism-topics上で議論することにしました。例会で提出された意見以外
にもいろいろな意見があると思いますので,どうぞご自由に意見を提出してく
ださい。

1.メーリングリストの無料化について

 現在,このメーリングリストは有料になっています。けれども,世の中には
無料メーリングリストというものがあります。そこで,無料メーリングリスト
に移行するかどうかが議論になりました。

 改革派見解:大体,一年間に会費が750円というのは高すぎる。無料メーリ
ングリストのデメリット(後述)を勘案しても,無料になることのメリットの
方が大きい。〔それに,いくつでも新しいメーリングリストを作ることができ
る〕。

 保守派見解:無料メーリングリストの場合には,(1)メール(投稿)に広告
が追加される;(2)メーリングリスト参加者の名簿がダイレクトメールに流用
される;(3)メーリングリストサーバのプライバシー保護政策が心配である
(特に大学・公的機関のサーバ)──などのデメリットがある。これらのデメ
リットは金を払ってでも除去されるべきものである。

2.ism-topicsとism-studyとの区分について

 現在,ism-studyの方は例会を後追いする形で,例会で取り挙げられたテキ
スト・テーマに基づいて,共同研究を進めていくものであり,これに対して
ism-topicsの方はそれ以外のテーマを扱うものであるということになっていま
す。このような区分に合理性があるのかどうか,議論になりました。

 改革派見解:現在のism-topicsとism-studyとの区分には検討の余地があ
る。ism-studyが例会と密接に関連している以上,例会の案内などはism-study
に入れるべきである。例えば,メーリングリストを二つ分けることのメリット
の一つは,片方のメーリングリストにだけ参加することができるということだ
ったはずである。上記のように分ければ,例会についてだけ知りたいという人
はism-studyだけに加入していれば十分になる。これに対して,現在の体制で
は,例会の案内がism-topicsで配布されている以上,例会についてだけ知りた
いという人は,両方のメーリングリストに参加しなければならない。

 保守派見解:内容に即して言うと,例会の案内と,これまでにism-studyで
行われてきた議論とは全く異質である。現在の体制では,ism-topicsの方はゴ
チャゴチャしたことになるが,ism-studyの方はすっきりしている(本当は,
ism-topicsの方を,案内・雑談系メーリングリストと,例会とは無関係だが研
究にかかわる投稿を扱うメーリングリストとに分ける方がいいが,金がかか
る)。従って,現在の体制を変える必要はない。