本文

 ISM研究会の皆さん,サイト管理者の今井です。

 このたび,ISM研究会会員専用のチャットプログラムを開発しました。ご存
じの方も多いでしょうが,チャット(おしゃべり)とは,或る瞬間に同時的に
インターネットにアクセスしている参加者たちが,比較的に短文の日常会話
を,ほぼリアルタイムに近い形で,インターネットを通じて行うサービスのこ
とです。 

 浅川・窪西・杉橋(50音順)の三人の会員の方のご協力により,なんとかチ
ャットプログラムの実証実験が終わりましたので,一応,仮公開にこぎつけた
いと思います。バージョンは0.8でござんす。

 実証実験の中で,(1)チャットは時間を限ってやらないと際限がない,(2)し
かしインターネットにアクセスする時間帯は,自室からアクセスするユーザと
研究室・情報センター・図書館からアクセスするユーザとで,全く違う──と
いう問題が確認されました。そこで,日本時間23時〜翌01時を一応,チャット
タイムとした上で,その上で,ログ(メッセージの記録)を毎日保存して,ど
の時間に誰が書き込んでも,これに誰もが後で応答することができるようにし
ました。つまり,リアルタイムチャットと時間差チャットとを兼ね備えること
にしました。チャットタイムに限らず,朝でも昼でも夕方でも,いつでも気軽
に書き込んでください。

 まだバグ(プログラムの不具合)が残っているかもしれません。けれども,
プログラムに不具合があっても,迷惑を被るのはサーバであって,皆さんのPC
には全く影響はないのでどうかご安心ください(もちろん,発言が消えちゃっ
たりした場合には,発言した方に迷惑がおよぶことになりますが……)。

 とりあえず,ISM on the Webの中に「チャット」グループというコーナーを
作りました。トップページは,──
http://www.ism-society.org/chat_top.htm
です。

 ちょっとややこしいのですが,利便性とセキュリティとを両立させるため
に,チャット本体への玄関に到達するには,パスワードでプロテクトされたペ
ージを通らなければなりません。「玄関口」のページは,──
http://www.ism-society.org/secret/chat/chat_ent.htm
です。パスワードは『@ISM研究会(第2版)』に書かれているものと全く同じ
です。

 共用のコンピュータではなく,ご自身専用のコンピュータをお使いの方は,
「玄関口」を通らずに,以下のリンクを辿って直接にチャットルームにお入り
になっても構いません。
http://hpcgi1.nifty.com/ismhp/chat_fr.cgi

 過去ログ(これまでに投稿されたメッセージ)を集めたページ(実はプログ
ラムで集めているのですが)への入口も,上のチャットルームへの玄関口のペ
ージにあります(解りにくくて済みません)。これもまた,共用のコンピュー
タではなく,ご自身専用のコンピュータをお使いの方は,「玄関口」を通らず
に以下のリンクを辿って直接に過去ログページにお入りになっても構いませ
ん。
http://hpcgi1.nifty.com/ismhp/ict_logcut.cgi

 これまでにチャット経験のない方は,一度,上記の過去ログのページをご覧
になって,どんなもんか確かめてみてはいかがでしょうか。既に浅川・今井・
窪西・杉橋(50音順)による発言が800以上保存されています。まぁ,気軽に
書き込むことができるのがチャットのいいところです。

 以上,専用のコンピュータをお使いの方はチャットルームへの「玄関口」を
通らずに,直接にチャットルームに入室したり,直接に過去ログページを閲覧
したりして構いません。けれども,共用のコンピュータをお使いの方は,お手
数ですが,「玄関口」を通って(つまりパスワードを入力して)から,チャッ
トルームに入室したり過去ログページを閲覧したりするようにしてくださ
い[*1]。

[*1]技術的な問題に詳しい方への中。ご自身のアクセス
の痕跡を消す方法をよくご存じの方,あるいはご自身の
ディスクスペースにアクセス情報を保存しており,この
情報に外部からのアクセスを遮断することができる方
は,共用のコンピュータからでも,直接にcgiスクリプ
トを叩いて構いません。

 これはセキュリティ上の理由です。利便性を高めながらなおかつ最低限のセ
キュリティを確保するために,入口にロックをかけて,プログラム本体にはロ
ックをかけていないわけです。もし今後,“プログラム本体にロックをかけ
ろ”とか,“発言は総て公開すべき”とかの意見が大勢を占めるようになれ
ば,この仕組みを変えていきます。

 その他,チャットの使い方については,「ヘルプ」のページ──
http://www.ism-society.org/secret/chat/chat_hlp.htm
をご覧ください(上記パスワードが必要です)。

 なお,「ヘルプ」のページにも「トップページ」にも,チャットプログラム
には“フレーム,自動更新”版と“非フレーム,手動更新”版とがあるかのよ
うに書かれていますが,現在のところ,“フレーム,自動更新”版しかありま
せん。面倒くさくなったから,“非フレーム,手動更新”版はまだ作っていま
せん。

 現状では,チャットを楽しむためにはフレームに対応したブラウザが必要で
す。フレームとは何かについては「ヘルプ」のページの「2.2.2 フレーム」
──
http://www.ism-society.org/secret/chat/chat_hlp.htm#Heading-BeforeEnter-Entrance-Frame
に簡単に纏めておきましたが,技術的なことをご存じになる必要はありませ
ん。少なくともパソコンからインターネットにアクセスしている方は,まず間
違いなくフレームに対応したブラウザをお使いになっていると考えても宜しい
かと思います。もしご心配でしたら,「フレームチェック」のページ──
http://www.ism-society.org/frchk_fs.htm
を用意いたしましたので,そちらでお使いのブラウザがフレーム対応であるか
どうかご確認下さい。