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ISM Chatでは,必ず名前を選択しなければなりません。
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また,ISM Chatの“フレーム,自動リロード”版では,いくつかのスタイルを選択することができます。
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ところで,チャットルームにアクセスする度に,毎回同じ内容を選択するのは不便です。
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そこで,ISM Chatの“フレーム,自動リロード”版では,一度ユーザが選択した内容をユーザのローカルディスクに保存する機能を提供しています。
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具体的には,上のチェックボックスをチェックしてからチャットルームに入室すると,その時にユーザが選択していた氏名・スタイル・更新間隔がローカルディスクに保存されます。
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従って,上のチェックボックスをチェックせずにチャットルームに入室すると,その時にユーザが選択していた氏名・スタイル・更新間隔は,次回の入室時のデフォルトの設定値になり,(もし設定を変更する必要がないのであれば)再び同じ内容を入力し直す必要がありません。
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もちろん,スタイルについては,次回の入室時に手動で設定を変更することも可能です。
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また,更新間隔については,入室中にも設定を変更することが可能です。
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もちろん,上のチェックボックスをチェックせずにチャットルームに入室すると,その時にユーザが選択していた氏名・スタイル・更新間隔はローカルディスクに保存されません。
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従って,上のチェックボックスをチェックせずにチャットルームに入室すると,その時にユーザが選択していた氏名・スタイル・更新間隔は,──もちろん,その回には有効ですが──,次回の入室時には無効になり,再び同じ内容を入力し直さなければなりません。
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このようにローカルディスク上に一時的に(セッション内で有効)あるいは持続的に(セッション間で有効)保存されてWebサーバとクライアント(つまりブラウザ)との間で交換される断片情報のことをCookieと呼びます。
ここでは,ISM ChatでのCookie利用に限って,その仕様を述べておきます。
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内容
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利用者氏名および利用者が選択したスタイル,および更新間隔。
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保存期間
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最後にチャットルームに入室した時から3ヶ月後。つまり,3ヶ月間,チャットルームにアクセスしなければ,自動的にCookieは削除されます。
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記載されている通信先情報
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パス名(つまりドメイン名+ディレクトリ名)。これは二重の意味をもちます。
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一方では,通信を通じてCookieを取得することができるのは,ISM on the Webに限られるということを意味します。
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他方では,あなたがアクセスしていたファイル名は,クライアント側の端末から第三者に流出することはないということを意味します。
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Cookieは,暗号化されていないテキスト情報です。
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Cookieは,ローカルディスクに保存され,また無防備にインターネット上を通ってサーバに送られます。。
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スタイル情報および更新間隔情報については,管理人はこれを秘匿されるべき個人情報として認識しておりません。
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これに対して,氏名情報は,明らかに,個人情報であり,しかもユーザの要求次第では秘匿されるべきものになると,管理人は認識しています。
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氏名は漢字で書かれているから,16進数化されます。
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従って,コンピュータにあまりお詳しくない方がISM ChatのCookieファイルを見ても,それが氏名だとはお気付きにならないかもしれません。
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けれども,これは暗号化(エンクリプト)されているのでは決してなく,符号化(エンコード)したのと逆の手順で誰でも容易に復号化(デコード)することができます。
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従って,大学・研究機関(共同研究室,情報処理センター,図書館,研究所など),公共的施設(公共図書館など),営利的施設(会社のオフィス,インターネットカフェなど)であなた以外の方も使っている共用の端末からチャットルームに入室する場合には,もしあなた専用のディレクトリにCookieを保存することができるのでなければ,第三者があなたの氏名を抜き取って,あなたが直前にどのサーバにアクセスしていたのか,把握することが可能になります。
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これを防ぐためには,“設定を保存する”チェックボックスをチェックしないようにしてください。